フォルクスワーゲンパサートの入庫です。実用性の高さや走りで評価の高い、アッパーミドルセダンが５年ぶりにフルモデルチェンジです。メーカー独自の環境技術、ブルーモーションテクノロジーにより高い環境性能を実現し、エンジンは１.４直噴＋ターボですが、自然吸気の２Lエンジン級の最大トルクを誇ります。７速ＤＳＧミッションや「ＳＴＡＲＴ／ＳＴＯＰシステム」、ブレーキエネルギー回生システムなどの採用で、１０.５モードの燃費は１８.４km/Lとエコカー減税対象です。

　そして今回はそのエコカー減税として還付される税金が戻ってきたら、サスペンションをと考えられておられましたが、一旦話が進むとオーナー様は我慢出来なくなったのか、その翌週には税金も戻って来ないのに、フライングでのご注文となりました

　サスペンションキットは「ＢＩＬＳＴＥＩＮ」の“Ｂ１２ Ｐｒｏ≠jｉｔ”de,
ショックアブソーバーのスペシャリストである、ビルシュタインとスプリングのプロフェッショナル“アイバッハ”とのコラボから生まれたＰｅｒｆｏｒｍａｎｃｅ２シリーズです。

　フロントではサスペンションキット取り付け前では、タイヤ接地面からフェンダー上部まで、６９０ｍｍから６７０ｍｍとマイナス２０ｍｍとなりました。カタログ値でのダウン量はマイナス３０ｍｍですが、しばらく走りこむうちに３０ｍｍ近くにはなるものと思います。

　同様にリアは６９０ｍｍから６７５ｍｍとマイナス１５ｍｍのダウン量となりました。

　交換前にはかなり腰高に見えた車高も２０ｍｍほど下がっただけでも、とても落ち着いた普通の安心フォルムとなりました。もちろん外見的なカッコよさだけに留まらず、完璧に調整されたショックとスプリングは正確なハンドリングと快適性を両立します。その性能はいつもの通る道、いつものカーブでドライビングの進化を体感出来ます