ランドローバーのイヴォーグのサスペンションを交換させて頂きます。作業は昨日の１０時から始めましたが、よもやこの作業が大変な事態となることは誰も知る由はありません。

　サスペンションは「ＥＩＢＡＣＨ(ｱｲﾊﾞｯﾊ)」のＰｒｏ-Ｋｉｔを用意いたしました。アイバッハプロキットのコンセプトは、”グリップさせるスプリング”なんだか分かり難いコピーですが、意味は挙動を常にコントローラブルな状態に保つため、必要以上のレートアップはせず、ロール角やピッチングを最優先にコントロールすることを主眼に置いています。

　そしてついでにヘッドライト及び、テールランプのプロテクションフィルムの施工のご依頼も頂きました。プロテクションフィルムは透明タイプの素材を使用、ヘッドライトは飛び石によるレンズへの傷を防止することと、レンズを直接風雨にさらさないことで、プラスチックレンズの劣化を防ぎます

　サスペンションを交換後の落ち幅はフロント側で、タイヤ接地面よりフェンダーアーチ上部まで、純正で８００ｍｍであったものが、交換後では７９０ｍｍのマイナス１０ｍｍとなりました。

　同様にリアでは８１５ｍｍからフロントと全く同じ７９０ｍｍと、マイナス２５ｍｍとなりました。

　それでもビフォーアフターの比較では全体的にかなり低くなった印象がです。このイヴォーグのサスペンション交換作業は、もともとが大変であるのに加え、ハブナットが取れなかったことと、ナットが外れても今度はドライブシャフトが抜けなったりと、全ての作業を終えたのは何と日も変わった午前一時となってしまいました。今後イヴォーグのサスペンション交換は一泊にてのお預かりとなります～