ＢＭＷ ＮＥＷ ＭＩＮＩのクーペが入庫いたしました。本日はサスペンションの交換をさせて頂きます。

　交換させて頂くサスペンションはＫＷの車高調整機能付きのＶｅｒ１となります。ＫＷ Ｖｅｒ１ではローダウンによるシャープなスタイリングを実現し、ＫＷ社の大規模な検証データと経験に基づき充分な快適性、安全性を確保しつつ、スメ[ツ走行でのコントロール性を考慮したエントリーモデルです。

　フロント側のサスペンションです。

　リア側のサスペンションです。

　交換前のオリジナルではフロントで、タイヤ接地面よりフェンダーアーチ上部まで６４３ｍｍでしたが、交換後では６３３ｍｍとマイナス１０ｍｍとしました。前もってのオーナー様のご希望は、マイナス１０～１５ｍｍほどだったので、しばらく走行して頂ければ、ほぼご希望に達すると思われます。

　同様にリア側ではオリジナルで６４５ｍｍでしたが、交換後では６３５ｍｍとやはりマイナス１０ｍｍとして、馴染むまで待つこととなります。

　前後わずか１０ｍｍほどのダウンではありますが、それでも車の持つ印象は大きく変わり、とても安定感が増します。

　今回はフロントバンパー下に付く、純正のベロ(整流板?)が地面大変近い事もあることと、駐車場の環境も含め、車高の下げ幅を極力抑えた状態としました。しかしそれでも走りにおいては格段にスメ[ティーになり、しかも乗り心地も損なわずと、好マッチングを印象付けました