今から５年前に納車と同時にカスタム頂きました、ＦＩＡＴ５００Ｃ ＡＢＡＲＴＨですがそろそろ足回りにもガタがきて、今回再度足回りを再セッティングさせて頂くことになりました。

　今回は以前組み込んだＫＷのＶｅｒ１で問題もあったことから、他のサスペンションを考えられておられましたが、納期の関係や価格面等を含め色々と悩まれた挙句、最終的にＫＷのＶｅｒ３に決定致しました。

　このバージョン３では縮み側と伸び側のダンピングが個々に調整可能なので独自のドライビングセットアップを可能にしています。

　そしてＫＷの独占特許システムの２重水平バルブが伸び側のダンピング（乗り心地）と縮み側の（ダイナミックな運転）の調整を可能にし、低速域から高速域まで快適な乗り心地がＫＷの開発スタッフによりセットアップされています。

　そしてサスペンションを交換するにあたり、フロントのアッパーマウントも傷みが激しく、新品交換をさせて頂きます。以前組み込んだＶｅｒ１ではセッティングに苦労をしたこともあり、今回のＶｅｒ３に関しても少し懸念があったものの、オーナー様はかなりお気に召された様で、乗り心地の良さもさることながら、コーナーリングが思いっきり楽しいとご満足頂いているとの事でした