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CAR CUSTOM WORKS
カスタム施工事例
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昔はよくBMWのアルピナ仕様を作ったものですが、あまり本物を見かけることはありませんでした。しかし今回は本物のアルピナのB3 Sが入庫いたしました。車両は2004年式で走行距離も21万キロを超えていますが、とても綺麗で整備もしっかりされているようです。

本日はステアリングのギヤボックスの交換作業をさせて頂きます。高速道路にてステアリングのセンターが出ずらいとのことから調べてみると異音も伴い、ステアリング操作をするたびオイルが漏れているのが分かります。

今回のメインのパーツは上図のステアリングラックの本体となります。BMW E46の特有の持病でもあるようで、BMWはそのハンドリング性能が定評にもかかわらず、症状がひどくなるとまっすく走るに一苦労です。

さらにステアリングラック交換に合わせステアリング ユニバーサル ジョイントも追加でに交換させて頂きます。今回は高速走行でのステアリング操作が大変だということから、怪しきものは全て交換となります。


ご覧の通り今回交換させて頂いたパーツはステアリングラック・ステアリングのユニバーサルジョイント・タイロッドエンド左右・スタビブッシュ・スタビロッドです。なおステアリングラックについてはリビルト品で、交換後に外したものを返却する必要があります。

すべての作業を終了し試乗をしてステアリング操作における異音や特に気になるようなこは無く完全完治に加え、リニアなステアリングの操作性が気持ちよいことと、これが17年前の車とは思えないほどB3の走りはまさにFUN TO DIVEでつくづく感心させられました
決して安くはない修理代をしても乗られたいオーナー様の気落ちが理解十分できます![]()